SHUKO's method

SHUKOの声量は

決して『力と根性』で成り立っている訳ではありません。

ボーカルは声量が全てではありません。ジャンルや身体に合わせて成立すれば良いのです。

が、表現として声量を求められた時、必要だと感じた時、コントロール出来なければなりません。

または最小限の声量も同じ事です。弱くても「伝わる音、聴こえる音」にしなければなりません。

大切なことは身体を楽器に置き換えた場合、「楽器を最大限&最小限に良い状態で鳴らすことが出来る」事です。

一流のプロの演奏を聴くとすぐに分かりますが、どんなにダイナミクスが最大でも「超絶カッコ良い!」であって、決して「うるさくない」のです。または「しっかり届いているのに繊細」であったりします。んーカッコ良い。

それは『力と根性』ではなく、『テクニックとタイミング』で奏でているからです。

またSHUKOはリコーダー奏者でもあるので、タンギング(シングル、ダブル、トリプル)に伴う口腔内に置ける舌、舌根、舌骨の位置を把握し、あるゆるパッセージに置いてシラブルや運動性を鍛錬して来ました。

また、リコーダーはマウスピースやリードなどがある吹奏楽器と異なり、吹き込みに抵抗がないのでブレスコントロールが歌うことに非常に近い訳です。

その結果、舌のコントロールやそのようなブレスコントロールがいかに発声に良い影響を与えるかを長年トレーニングを通じて実感しています。

ボイストレーニング(ビジネスボイストレーニングも含む)とは身体を楽器に置き換えた場合、「良い楽器作り」であり、


●その場に適切な配合 バランスを再生する事が出来る声を作ること

(所謂KYにならない声:静かな環境での大きすぎる声など)

●生きた言葉にする(単語自体に有る音程、イントネーション、膨らませるべき子音と母音)

●相手に寄り添う事が出来る声

●信頼、安心出来る声

●大事な事を話せる声


ボーカルレッスンは「テクニック、チューニングを覚える」

その先に「楽しい」があります。

表現をするにあたって

「最大限の自由を手にするには、膨大な数の制約を征すること」

だとSHUKOは考えます。